音幻雑記~レフェリー兼モブ視点~

百合の間に挟まる男は絶対に許せない。

初めまして、かえ~でと申します。

 

こばくんの記事を読んで、記事を書くか悩んでいたところ、こばくんから「レフェリー側の話も聞きたい」と言われたので書いてみようと思います。

 

「お前誰やねんこのモブゥ!!」と思っている方が大多数だと思うので、簡単な自己紹介を

 

音ゲー自体は小学生の頃の太鼓の達人から始まり、高校時代にjubeatを含むBEMANIに出会い、それ以降SDVX、jubeatの2機種をメインにプレイしております。そう考えるともう15年くらいゲーセンに通ってるんです、他にやることないんですかね?

 

長いことプレイしてますが、いまだ10EXCは0、SSSフィルどころかSSフィルすらできません。

 

音幻開催までの話

さて、そんな実力のない僕がなぜ音幻の運営にいるかというと、「jubetを盛り上げたい」と思っていたからです。

 

音幻が動き出す前から、主催のそらまめカス、会場に帽子忘れてんじゃねぇよ、本当にお疲れ様から「jubeat、ひいてはAC音ゲー全体を盛り上げられるようなことをしたい」という話を聞いていました。

初めに聞いたときは「いち音ゲーマーが考えるようなことじゃなくない?」と思っていましたが、話を聞いているうちにできるところから協力したいなと思い始めました。

人をこういう風にさせるのが彼の持つ力なのかなと思いますクソガキだけど

ただ、そのときは音幻のようなガチ対戦をするというよりも、他機種の有名プレイヤー同士の座談会を開いて別機種のプレイヤー同士の交流を図ろうという流れでした。

なお、いろいろあって一旦とん挫した模様。

裏でいろいろ進んでるみたいです。

 

そんな中、そらまめがいきなり「獣道みたいな長期戦で音ゲーマーを戦わせたらどうなるか見たい」と言い始めました。これが音幻の始まりです。

 

話を聞くと、今までの公式、非公式を含む大会は基本一発勝負のみのため、選手にとって不本意な結果を残すことが多かったのではないか、長期戦にすることで、「その場でうまかった人」ではなく「安定して上手い人」を決められるのではないか、とのこと。

その話を聞いて、面白そうとのっかったのが始まりでした。

 

とはいっても、「格闘ゲームではよくある〇本先取形式を音ゲーにどう取り入れるか」、「対戦カードはどうするのか」など課題は山積みでした。

幸い、会場は以前からゲームイベントなどを開催されているMEGARAGE溝の口さんにご提供いただけることになり、プレイ環境も選手最優先で作れることになりました。

 

運営陣も決まり、本格的にルールなどを詰め、告知などを進めていきました。

(主にPV撮影の手伝いと、台本、配信画面の整形やってました)

ちなみに、テーマソングやらロゴなんかはそらまめに一任してたので、プロに頼んでたのを知った時は運営全員若干引いてました。

ただ、それと同時にそらまめのガチ感が伝わり、絶対にいいイベントにしようと気合も入りました。

 

前日準備は普通に終電でした。

 

音幻当日の話

 

9時に溝の口集合無理でした。起きれません。

 

会場に着くと選手はほぼそろっており(選手は10時集合なのになんで僕たちより早く来て元気なの・・・)久しぶりに会う面々と談笑してました。

 

その横で配信に向けた最終チェックを配信業者の方としつつ、当日の動き方(控室~ステージなど)を出場者に説明&一度通しで確認し、開始時間に。

 

当日、僕は何をしていたかというと、同じく運営の佐藤(@S2_PLINI)とともに

試合のレフィリーとして筐体の操作、選曲の共有、選手の誘導などをやってました。

 

各カード、選曲ごとの詳しい話は総合司会のこばくんの記事見てください。

(正直選手全員のことをよく知ってるわけでもないし、譜面に至っては理解できないものばかりなので・・・)

ここからは一番近くで選手を見ていたであろうレフィリー視点での感想を語っていこうと思います。

 

 

第1カード えだまめVSねこぽん

10thKACのファイナリスト2人の対戦。

はえだまめ側のレフィリーとしてついていました。付き合いが長いのもあってか、対戦中の彼はいつもと違うのがわかりました。

特にCondorを選曲したとき、力強く「勝ちます」と言ってEXCを出してきたあたり、今回の対戦にかなり力を入れてきたのだと感じました。

 

 

第2カード みさぎりVSしろん

saucerに収録されていた楽曲で一番好きなthink about you のMVに出演していた二人の対戦。2人とも当時の衣装、特別仕様eパスでプレイしており、始めたての頃にあこがれの目で見ていた光景を目の前で見ることができとても感動しました。

対戦自体はjubeatの歴史に残る激戦となり、タイブレークまでもつれ込む戦いに。

タイブレークルールはあらかじめ用意してましたが、運営としては「ここまで行ったらすごいよね」と事前に話しており、正直このルールを使うまで行くとは思ってませんでした()

 

対戦決着後1曲余ったところで急遽エキシビションとして二人で決めた1曲をプレイしたもらうことに。

選ばれたのはEvans。

jubeat古豪対決と銘打たれたカードにこの上なくふさわしい曲でした。

プレイ中にしろんさんが涙をぬぐうような仕草を見せた気がするのは気のせいだろうか・・・

 

対戦後のインタビューでしろんさんが涙を流しているのを見て、こっちまで泣きそうになった。

 

第3カード おおきVS颯

第2カードとは打って変わって新進気鋭な2人の対決。

個人的には前のカードで「今までjubeatを牽引してきた2人」から「これからのjubeatを引っ張っていく2人」への流れがきれいすぎて心の中で気持ちよくなってた。

そらまめはそんなこと考えてなかったらしい

 

この2人はトッププレイヤーとして台頭してくる前からのライバルでずっとお互い切磋琢磨してきたのを知っているので、感慨深いモノがありました。

 

ド頭からEXC出たり、ツインEXCがでたり現代のjubeaterのトップの実力を遺憾なく発揮してくれておじさんはうれしかったです.

後方保護者面

最後に颯君が自選のドーパミンでEXCを出して勝利した場面は痺れました。おおき君も1グレなのに負けてて訳わかんない

 

音幻が終わって・・・

 

これを書いている現在(9/27)疲れからか体が動かず仕事を休んでます。某流行り病ではないです。

あとは、イベント終わってから運営陣全員虚無感がすごいです。

こば「俺は虚無感に襲われてないというか、まだ音幻が終わってないかのような感覚よw」

 

音幻終わってから#otogen をちょくちょく見てるのですが、かなりいろいろな方に見ていただけたようでうれしい限りです。

 

今後もこんなことをやるかはわかりませんが、もしやることがあればまた全力で手伝いたいと思います。そらまめはやりたいらしい

他機種で同じようなイベントをやりたい人がいたらできる範囲でお手伝いしたいなって気持ちもあります。

運営陣の中で唯一と言っていい多機種勢なので割と他機種用にルールをいじれるんじゃないかな

 

とまあ、長々と書いてきましたが以上となります。

読みにくかったらすいません。